私の知っているSMAPのはなし。
SMAPが変えたもの
「音楽番組冬の時代にデビューしたSMAPはCD売上に苦戦し、活路を求めてバラエティに進出した」
このストーリーは何度となく語られてきたことだ。SMAPは「終わらないことを目指すバラエティ」を「いつかは終わるアイドル」に持ち込んだ。
それはある意味矛盾したことだっただろうし、厨二病極めた言動をするならばパンドラの箱とか禁断の林檎とか、そういうたぐいのものだったのかもしれない。
SMAPの先輩である今なお伝説的なアイドル光GENJI、他事務所だが爆発的人気を誇ったチェッカーズ、当時一世を風靡した偉大なグループ、それでも解散した。
しかし、SMAPは20歳を過ぎても、30歳になっても、メンバーの過半数が40歳になっても、解散しなかった。
それを受けて、ジャニーズアイドルの寿命は格段に伸びた。
それまで20歳をすぎればアイドルを辞め、他の分野に進出していたアイドルは、アイドルのままでいられるようになった。
私事だが、私の上司の娘さんは嵐ファンだ。先日コンサートに行ったと言っていた。
彼女は二宮和也のファンらしく「ニノ可愛い」が口癖だという。
娘さんの年齢は中学生。嵐は全員30歳を超えている。
10代の少女がアイドルを好きになる。それは昔から変わらない。
だが、少女の憧れになるアイドルの年齢が30代以上、30代でもアイドルとして極普通に受け入れられている。
中居正広が「あいつは30(歳)!!」と自虐的な歌詞を入れ込んだFIVE RESPECTから10数年、確実にアイドルの常識は変わっている。
そのきっかけは、間違いなくSMAPが作ったものだ。
更に、SMAPはアイドルの仕事の幅も格段に広げた。
俳優業、司会業、キャスター、映画評論、料理などなど。
そのノウハウを得た事務所は、SMAP以降の後輩にもそのビジネスモデルを適用した。
今ではその分野に後輩たちも多数進み、それをさらに発展させた仕事をしている後輩もいる。
今テレビでジャニーズのタレントを見ない日はない。
全員各分野で自分の個性を出そうと日々切磋琢磨している。
こんなに世間にジャニーズが氾濫するようになったのは、SMAPがきっかけだろう。
SMAPの根底にあるもの
数々の栄光や華々しい記録を持つSMAPだが、当の本人たちの自己評価は極めて低い。
「人気もなく、歌もダンスもできない落ちこぼれが集められたのがSMAP」
「いつも怒られてた」
SMAPが当時を回想するときに出てくるのはこんな言葉ばかりだ。
そして今でも「歌もダンスもプロの方がずっと上手い」「(自分の歌は)上手いっぽいだけ」なんてこと平気で言う*1。
「自分たちはデビューシングルも1位も取れなかった」
SMAPの自分たちへの評価の低さはこれが原因だと思っている。
私はデビューするまではSMAPはエリート街道を突っ走っていたグループだと認識しているのだが、デビューシングル初登場2位で挫折した。セカンドシングルは更に売上が落ち、次の曲は少し持ち直したが1位は取れず、その次の曲は歴代最低売上記録。
これがデビューから2年ぐらいのSMAPの状況だ。
ただし、この間事務所に全く推されなかったのかといえばそんなことはない。
デビューした1991年には「愛らぶSMAP!」「桜っ子クラブ」というグループでのレギュラー番組が始まっており、1992年にも「夢がMORIMORI」でグループ全員レギュラー。個人仕事でも同年木村拓哉が「その時ハートは盗まれた」で連ドラ出演、稲垣吾郎は「二十歳の約束」で最年少月9主演を努め、他メンバーもドラマに出演している。決して事務所が売る努力を放棄したわけではない。
現在多数のグループが混在している状況とは違うとはいえ、これだけがっつりやってもCDが売れなかったのだから、当時の状況の厳しさは現在の我々が想像する以上だったのだろう。
そんな中各テレビ局に売り込みをかけ、頭を下げてSMAPをつかってくれと頼み込んだのはジャニーさんだ。
今でこそおもしろおじいちゃんのイメージが強いジャニーさんだが、SMAPからたまに語られるジャニーさんはとっても怖い人。メンバーを罵倒し、褒めたことなど殆ど無い。中居正広に電話機投げつけたとか、木村拓哉に「おまえが不良っぽい服を着るから吾郎が真似するんだ!」と怒鳴ったりとか。*2
SMAP本人たちもただただ事務所に推されるだけではなく、個人でも努力をしていたという話はよく聞く。中居正広が司会業をするために必死にネタをノートに書いていた話は、スマヲタ以外でも知っている人は多いと思う。
そして、落ちこぼれの烙印を押されたSMAPの販売戦略を立て、マネージャーとしてSMAPを支えた飯島さん。
風向きが変わったのは1993年。デビューから3年目。
この年以降、SMAPのブレイクが始まるという見方が一般的だと思う。
私は「あすなろ白書」と同じくらい、同年発売されたシングル「$10」もSMAPの路線に多大な影響を与えた曲だと思っている。
この曲について先日「ナカイの窓」に出演した元光GENJIの佐藤アツヒロさんが「$10みたいなかっこいい曲を歌っていて羨ましかった」と話していた。光GENJIの楽曲はファンタジーの世界、「$10」は現実世界の曲だというような意味のことをおっしゃっていた。
確かにこれはそのとおりだと私は感じていて、実際「$10」の前の曲「君は君だよ」と次の曲「君色思い」では王子様路線の衣装できらきら爽やかに歌って踊っていたSMAPが「$10」だとスーツ姿でクールに男女の恋愛を歌っている。初登場5位だった「$10」だが、SMAPもこの曲に手応えを感じていたようで、
『これは話題になったね!この曲をやったことで、ファンの人がどんな曲をボクらに求めているのかわかった気がする(中居)』
『カッコイイ曲で、周りの人たちも好きだって言ってくれたのが嬉しかった。SMAPの新しい一面を出せた1曲じゃないかな(稲垣)』
と述べている。(『SMAP YEAR BOOK 1993-1994』より引用)
この曲以降、SMAPの曲の路線は大きく変化した。現実の世界の青年として、仕事の悩みや恋愛での悲喜劇、かっこわるい日常をそれでも生きていく様を歌うようになった。衣装も王子様路線ではなく、当時流行していたアメカジ系などを取り入れたものになっていく。デビュー数年目のV6とSMAPが共演したMステを見たことがあるが、V6がジャニーズらしいオレンジなど明るい色のステージ衣装を着ているそばでSMAPはファッション雑誌で見かけるような普通の服を衣装として着ていた。これだけでも、SMAPがそれまでの路線からどれだけ離れていたかわかる気がする。
1994年、SMAPは12枚目のシングル「HeyHeyおおきに毎度あり」で初のオリコン1位を獲得する。関西弁のラップ曲のこの曲で1位が取れるとは当時メンバーの殆どは思っておらず、この曲を歌番組で歌う時必ず前奏部分でトークをしていた後輩Kinki Kidsのおかげだと何度も言っていた。
SMAPは挫折を知るエリート・努力をするエリートだと私は思う。元々あった才能が磨き上げられた結果が、今のSMAPだ。だからこそ、彼らは常に謙虚で、驕らず、相手を見下したりしない。自分がやられて嫌だったことは、決して人にはやらない。後輩たちを引き立てることを決して忘れない。
SMAPも、ジャニーさんも、飯島さんも、皆が尽力した結果がSMAPのブレイクだ。そして、それが空前絶後のブレイクとなり、メンバーが30代、40代になっても解散せず、「インフラ」と呼ばれるレベルのグループを創りだした。
SMAPが変えていたもの
アイドルとは夢を売る職業だ。
その夢を売る仕事で、SMAPはファンに「リアル」を突きつけてきた。
「音痴」「踊れない」「三十路」「アラフォー」「おじさん」。
アイドルが自分たちの「加齢」をネタにして、それでもアイドルをやっていた。
グループでコンスタントで曲を出し続け、2年に1度ではあるがライブツアーを全国のドームで行って地元の交通網やホテルをパンクさせ*3、グループだけでなく個人仕事で様々な分野で活躍している現役のアラフォーアイドルグループなんて、どれだけ破格の存在であることか。
90年代にSMAPが作り上げたバラエティ路線というビジネススタイルを継承し発展させ、事務所は勢力を増していった。しかしそれから既に20年近く経過している。SMAP以降大量のデビュー組を抱え込んでいる現状は見過ごすことはできない。TOKIOV6Kinki Kidsはアラフォー、Jr黄金期を築き上げたタッキー&翼、嵐、関ジャニ∞、更にKAT-TUNもNEWSも既にアラサーだ。タレントの高年齢化が進んでいる。その一方で今でも若手グループはどんどん結成されデビューしていくし、Jrも大量に事務所は抱え込んでいる。事務所の外を見ても、男性アイドル、若手イケメン俳優が多数排出されている。声優によるアイドル的なコンサートも本当に充実しているという。正直、ジャニーズ一強の時代はもう終わっている。
派閥問題については以前書いたのでもうここでは触れないが、共演できるできないという制限が掛かったことによって冠番組を持っていないグループの露出減はますます深刻化したと思う。スマスマのように歌のコーナーがある番組を持っているなら良いが、先輩の出演するバラエティに出演して新曲の宣伝をしたくても、その先輩の番組が出演不可では事務所全体が先細りするのは当たり前である。売出し中のグループならともかく、大して推されてないグループとかどうすればいいんだ。自分たちが歌番組の現象に苦しんだ経験から「うたばん」以降自分が司会を務める音楽番組を継続し続けている中居正広の思いが「火曜曲」の途中から踏みにじられている現状が悲しくてならない。
事務所が肥大化して影響力を増す中、内側のシステムは事務所の規模が小さかった頃のままだ。アットホームといえばそうなのかもしれない。自分たちは「ジャニーズファミリー」であるとタレントたちはよく口に出す*4。でも「アットホームな職場です!」ってこれブラック企業にありがちな会社紹介げふんげふん。
様々な報道があるが、飯島さんが退社することは確実のようだ。
彼女が製作途中だった「現役アラフォーアイドルマニュアル」は、完成していれば事務所にどれだけの恩恵を与えたのだろうか。
若手グループの売り出し方についてファンから反発を受けていて、おそらく若手グループファンの中では彼女の退社を喜んでいる人も多いと思う*5。だが、それでも彼女が会社に残して来た実績と遺産は凄まじい物があるのは否定出来ない。
その損失を考えると、本当に事務所の未来に不安が残る。
果たして、ジュリーさんがそのマニュアルを完成させることができるだろうか。
そして、これだけ巨大化した事務所が未だに中小企業だったころの企業風土を保持したままで、全てのタレントをファンに不満を抱かせず売り出すことができるのかということが果てしなく不安だ。既にさんざん指摘されているチケット購入手続き等でのアナログ具合だけではない。他事務所のアイドルはニコニコ動画やYouTubeで公式配信を行ったり、ネットに写真をのせることを極端に制限をせず、ネット世代への宣伝を積極的に行っている。ネットやSNSや動画サイトをほとんど活かさず音楽番組等テレビ出演と雑誌中心で露出していく閉鎖的なスタイルでこの21世紀をやっていけるのかどうなのか*6。
まぁ、やってのけるつもりなんだろう。
現にテレビと紙メディアの力を行使して、SMAPの尊厳を踏みにじっている真っ最中なんだから。
あの生放送を受けて
結局あの緊急生放送はどういった意図で行われたのかはよくわからなかったが、
①想像以上に世間の反響が大きく、SMAP本人を引っぱり出さざるを得なかった
②公共の電波で謝罪させられるという屈辱を与えることによってSMAPを制裁した
③生放送で映しだされる異様な光景に視聴者がドン引きし、公開処刑だと大騒ぎになった
④結局スマヲタが知りたかったことが何もわからず、スマヲタが大困惑した
だいたいこんな感じの内容だったと思う。
そして色々言われている報道の中で確実なのは
②飯島さんはジャニーズ事務所も辞職する予定。自ら辞めるのか解雇されたのかは不明。
③SMAPと事務所が独立問題について協議していた。
たったこれだけだ。
それ以外は謎の関係者や事情通、そしてメリーさんの発言のみ。飯島さんやSMAPの言い分は発表されていない。
既に週刊誌やスポーツ紙、ワイドショー、ネットニュースで色々推測されたりしているが、私はスマヲタなので木村拓哉の「自分の言葉で話せる時まで待て」という言葉を信じて待つことにする。それがいつになるかは分からないが。
あの生放送を見て受けた感情は困惑と悲しみとぶつけようのない怒りだった。
私はスマヲタだから、そう思うのは当然だろう。
だがそう感じていたのは私だけではなかったようだ。
特にSMAPがそういったわけでもないのに週刊誌やスポーツ新聞は解散阻止と好意的に取り上げられ、国会で首相が解散無しでよかったと答弁する一方で、ネットでは公開処刑だパワハラだブラック企業だと大騒ぎ。あの生放送を好意的に伝えるネットニュースではSMAPへの同情と事務所への批判のコメントで覆い尽くされている。Twitterも事務所への強烈な批判ツイートに溢れていた。その一方で「木村拓哉タイムリープ説」やら「草彅剛アンドロイド説」やらでも盛り上がっていた。個人的に「木村拓哉タイムリープ説」は民衆が「何か理不尽なことに対峙した時こう合って欲しかったという願望を物語として語り継いでいく」英雄譚の誕生の瞬間を見た気持ちになった*8。木村拓哉は源義経や西郷隆盛クラスの現象を引き起こしていた。さすがのSMAPの絶対的エースである。
これは推測でしか無いが、おそらく事務所はこんなことになるとは思ってなかったのではないだろうか。いや、思っていたかもしれないが止められなかったのかもしれない。
メリーさんは事務所のタレントを我が子のように思っているそうだ。
子供が悪いことをしたからお灸を据えた、その程度の意識だったのではないだろうか。
だが、SMAPはもうか弱く小さい子供ではない。ましてやただの会社の商品でもない。
SMAPにはメンバー個人のものを含めて何十社というスポンサー、スマヲタ、そしてヲタではない一般の人たちがついている。
CMキャラクターがこんなことになってしまっては企業イメージを損ねる。特にSMAPはパラリンピックのイメージキャラクターでもある。国の重要イベントに関わる存在だ。せっかく国の厳しい選定をくぐり抜けて選ばれたのだろうに、こんなことになってしまったら国も面目丸つぶれではないだろうか。地デジの時の草彅剛の事件とはわけが違う。何百億という経済効果を生み出すSMAPの商品価値に生産者張本人が傷をつけたのだ。
そして、スマヲタの心を完全に踏みにじっている。あの時点でスマヲタはSMAPが解散するなんて信じてる方が少数派だった。スマヲタは「僕たちは絶対に解散しません」「5人でSMAPとしてこれからも頑張ります」「25周年を見守ってください」といった言葉を望んでいた。もし解散するにしても、はっきり何月何日に解散すると明言すればよかった。スマヲタの「これからSMAPがどうなるのか」という疑問に、あの会見は何一つ答えていない。しかも、スマヲタから見ればあんなこわばった緊張した様子の5人を見たくはなかった。世界に一つだけの花が流れたのも心をえぐった。自分たちが良かれと思ってやったことが彼らを苦しめているように見えた人もいた。
私はあのコメントは全部台本だったと思うし、あれが彼らの本音だったとは考えていない。でもそれは私の考えであり、本当のことはわからない。あれが「自分の言葉」だったかどうかは、今後の5人の発言を待たなければわからない。スマヲタにとってはまだ先が見えない状態が続いている。あの生放送は長期戦を覚悟した瞬間だった。
そしてこれが一番想定外だったろうが、スマヲタ以外の心もあの生放送はえぐったようだ。他グループのファンもあの会見の異様な光景に、自担の将来を憂いていた。そして非ジャニオタにとって、あまりにも強烈な「ブラック企業」としてのイメージを植え付けてしまった。
あんなことをやったら、SMAP(特に報道で「独立派」とされている4人)に同情が集まるし、センターでメンバーを代表するように発言していた木村にヘイトが集まるに決まっている*9。もともとジャニーズ事務所の売り出し方に批判的な目を向ける人は少なくなかったのに、それほど嫌悪感を持ってなかった層までそういう目でみるようになる。
飯島さんが作り上げたSMAPの商品価値に事務所は傷をつけてしまった。自分たちもその恩恵を受けてきたのにもかかわらず、だ。いや、もしかしたらそれも5人と飯島さんへの罰だったのかもしれない。もしそうだとすれば、経済的利潤よりも私情と事務所内規律を優先したことになる。もしそうならば、経営者失格だと思う。
「ゴリ押し」「事務所の力で仕事を取ったくせに」「アイドルのくせに」
こんな声を一身に受けても懸命に努力して実力を見せつけてきたジャニーズタレントたち。彼らを見る目は絶対に辛くなる。それまで容認していた人がアンチに転向したかもしれない。これから映画やドラマに出演する事務所所属の方々がどんな目で見られるか、想像しただけで恐ろしい。そんな声の大きさに、スポンサーやテレビ局がジャニーズのタレントを使うのを拒否するようになったらどうするのだ。ただでさえ視聴率的に苦戦している番組も多いというのに。懸命にに頑張っているタレントの努力を事務所側のせいで潰されるなんて、そんなことがあったいいのか。それこそ事務所の力でごり押してテレビ局に圧力をかけるのだろうか。そんなやり方は永遠に続けられるワケがない。絶対にどこかで破綻する。
もうこの問題はSMAPだけの問題ではない。ジャニーズ事務所全体の問題になってしまった。ヘタすると芸能界全体の問題になってしまうかもしれない
対岸の火事、他人事なんて、決して思わないほうがいい。
そんなアンチの批判に耳をかさないというのなら、人それぞれのスタンスだから何も言えないが。
そして、SMAPのせいで自担に迷惑がかかった!という声が上がったならば、私はどう返せばいいのか、わからない。
私の知っているSMAPは、
不仲だ不仲だ言ったり言われたりしながらも、ふとした瞬間に子供の頃からの付き合いならではの親密さを醸し出し
もし誰か一人がどうしても抜けたいと願った時はその一人の思いを尊重して皆で送り出し、テレビを通じてエールを送り
もし誰か一人が過ちを犯したとしても、過ちを償い終わるまで帰れる場所を守りぬこうと残りの4人で血反吐吐くくらい頑張り
1対4という構図を誰より嫌う男が、自分がその1になるのならあっさりそれを許容してみせ
SMAPのことを「うちら」と呼び、常に先陣切って様々なものに立ち向かい
争い事を何より嫌い、バランサー、潤滑油としてメンバー全員の間を取り持ち
からかわれいじられつつも男らしく前を見据えて切り込んでいき
人生のほとんどをSMAPとして生きて、そのSMAPのファンであると公言し
夢を追って違う道を選んだ仲間をずっと応援し続け
全員が「SMAP」を大事に思っていて
どんな辛いことが起きても、泣き言なんて言わず、前だけ向いて突き進んでいく
尊厳踏みにじられたって、血反吐吐くような苦しみを受けたって、絶対に折れない
そんな5人だから、私達ヲタだけじゃなくて、ファン以外の人も巻き込んだあんな大きな動きを作り出させたんだろう。
そして、自分たちが苦労したから、SMAPは後輩たちにはとても優しい。
そんな後輩思いの彼らは、ニュース番組や全くSMAP関係ない記者会見で自分たちのことについて尋ねられ、涙目になりながら、緊張しながら、あるいはプロフェッショナルな笑顔を浮かべながらコメントするのを見て、一体どう思うだろうか。
私はとても悲しい。
最後に
スマヲタとして心に刻んでおく。
・本人の言葉以外は信じない。
・報道に踊らされない。
・心ない意見にムキになって反論しない。
・どんなにつらくても、SMAPから決して目をそらさない。
SMAPは私にとって幼いころ初めて知ったアイドルであり、多感な時期を支えてもらい、大人になった今現在でも大切で大切でたまらない存在だ。
これから先どうなるかわからないが、CDTVの「STAY」と「ポプスマダンス」と「2TOPスマショ来店」を心に刻んで、SMAPと一緒に前を向いて進みたいと思う。
どうか、今回の件をSMAPが笑って茶化して話せるようになる日が来ることを願う。
P.S
NEWSの新曲買いました!
明日のMステも楽しみです。
NEWSの新曲買った理由はこちらに書いてます。↓
*1:私があまり他Gのことを知らないからかも知れないが、自分やメンバーの歌・ダンスが下手だと明言する人はあまり見たことがない。年齢いじりや外見いじりをやっても、そこに関して否定する人っているのだろうか?歌とダンスをメインで売ってるのに。八百屋さんが「うちの大根しなびてマズイよ!」って宣伝して売ってるようなものだ。
*2:こういう話を聞いていると、やはり2TOPは昔から真っ先に責められる立場だったんだなぁ、と思う。
*3:札幌で道行く人の殆どがSMAPのライブバックを持っているという光景は風物詩ではあるが、今思えばすさまじい
*4:私はSMAPの口からこの単語を聞いた覚えがないのだが、SMAPはこの単語知ってるんだろうか?
*5:ただ、格差売り自体はSMAPより前からあったことである上、ジュリーさんが管轄しているグループでも普通にあるので、別に飯島さんだけの専売特許というわけではないと思う。あとお気に入りほど少数精鋭で組ませたがるのはジャニーさんの得意技ではないだろうか…。
*6:飯島さんの再就職先について記事が出てたが嘘かもしれないのでここには書かない。本当だったら個人的にはとても興味深く思う
*7:SMAPや他グループの映像権利管理会社。社長はジャニーさん。メリーさんはこの会社の社長がジャニー名義であることを「ジャニーは知らない」と昨年発売された文春で激怒しているが、本当にそんなことがありえるのだろうか?
*8:つまり民衆は「木村拓哉にSMAPの解散を防いで欲しい」と願っているということの現れだと思っている。木村拓哉には「裏切り者」より「ヒーロー」の方が似合う。
*9:ファンとしていうが、木村拓哉という人間はメンバーが苦しんでいたり逆境にあるときは自分が頑張らなければと奮い立つタイプの人間であることは付け加えておく。