稲垣吾郎について語らせてくれ
稲垣吾郎(いながき ごろう)
・1973年12月8日生まれ(現在42歳)
・東京都出身
・血液型O型
・身長176センチ
・左利き
・SMAPのメンバー
・メンバーカラー:ピンク
・ビストロカラー*1:青
今まで好きだ好きだと言いつつ、ブログでははっきりと語ってはこなかった。
今回は、自担*2への愛を叫ばせてください。
◆好きになったきっかけ
私が完全にSMAP沼、そして吾郎沼に落ちたのは2002年「Smap! Tour! 2002!」(ドリスマコン)を札幌ドームで見たことだ。
まず、このライブを語る上でどうしても外せないのは2001年8月24日。
おそらく、今現在を除けば、SMAP直近で最大の解散危機が起きた。
詳細についてはここでは書かない
その危機が去った後に行われたのが、ドリスマコンであり、私が初参戦したSMAPライブだった。
印象に残っているのが、吾郎さんのソロコーナー。
アルバム「Drink!Smap!」収録の吾郎さんソロ、「時間よとまれ」。
時間よとまれ - 稲垣吾郎(SMAP) - 歌詞 : 歌ネット
歌詞を読めばわかるが、完全にこれはファンに向けての謝罪の歌である。
これを会場で歌われた時、本当に本当に胸が苦しくて。もう謝らなくていいよって思った。そして真剣な表情で歌う吾郎さんに、不謹慎かもしれないが見惚れた。
今思えば、ドリスマコンは吾郎復帰ライブとして吾郎さんにスポットが当たった構成になっていた。
OPでの登場の仕方、前述のソロコーナー、そしてオーラスで歌われたあの曲、どれも吾郎さんが中心だったように思う。
未視聴の方、是非見てください*3
この構成を引き受けた吾郎さんの覚悟、本当にすごいと思う。
そして吾郎さんが戻ってくる場所を必死で守って、ライブ開催できるようにしてくれた4人やスタッフの皆さん。
裏スマコンのDVDを見た後にドリスマコンのDVD見るとわかるが、明らかに4人の顔つきが違っている。吾郎さんが戻ってきた喜びを全身全霊で表している、そんなライブだった。
そして絶対にコレは書いておきたいのが、この年の中居正広ソロコーナー。
この年公開された「模倣犯」のパロディーで、歌い終わった後に中居さんが逮捕される。
初めて見た時の驚きと、会場の大爆笑は忘れられない。
これも今になってようやく気づいたが、SMAPは自身の警察沙汰すらネタにしたのだ。
更に、このアルバムに収録されたメンバー紹介ソング「FIVEシリーズ」第2弾「FIVE RESPECT」。
1曲目「Five True Love」が6スマから5スマへの移行についての覚悟完了宣言だとすれば、「FIVE RESPECT」は「SMAPはこの5人でなければならない」という宣言だと思う。
誠実にファンへのお詫びの気持ちをパフォーマンスで示す吾郎さん。
そんな吾郎さんを受け入れ、不祥事すら笑いに変える4人。
そんな吾郎さんを見て、そして他の4人を見て、元々SMAPが好きだった私が沼に落ちないわけがなかった。
私がお茶の間ファンからヲタにクラスチェンジした瞬間だった。
騒動の間、解散するとか吾郎さんが脱退するとか、好き勝手なことをマスコミは書きまくっていた。
実際、吾郎さん本人も「もうSMAPでいられなくなるかもしれないと思った」と回想しているし、中居さんも「SMAPの終わりを迎えなければならないかと思った」と言っている。
不祥事を起こした人物を「なかったことにする」選択肢もあったはずだ。
でも、どんなに辛くても「5人でSMAP」という理想のために抗い続けたSMAPが、私はとても誇らしい。
私はドリスマコン落ちの吾郎ヲタだ。
あのライブを生で見届けることが出来て、本当に幸せだったと思う。
◆吾郎さんの好きな所
SMAPが「国民的」と言われる理由の一つとして、5人のメンバーのだいたいのキャラクターが知れ渡っていることが挙げられると思う。
例えば『古畑任三郎vsSMAP』というドラマがある。
このドラマに登場する「SMAP」は実際のSMAPのパブリックイメージに近いように思う*4。
何を考えているのか他のメンバーでもわからないところがあって、時に誤解されることもある、そんな役。
あとは「ナルシスト」「神経質」「どんくさい」「ワイン好き」とかだろうか?
あたっている部分もあれば、ちょっと違うところもあると思う。
とにかく、私が思う「吾郎さんのここが好き!!!!」というところを挙げていきたい
①SMAPの中間管理職
吾郎さんは、SMAPの中では年齢的に真ん中だ。
最年長の同い年中居正広と木村拓哉、ひとつ下の草彅剛、最年少の香取慎吾。
昔は同い年の森且行が吾郎さんと一緒に中間管理職をやっていた。
中居さんと木村さんの2TOPが役割分担してスマを率いているのはこのブログでなんども触れているが、森くんと吾郎さんもだいたい似たような感じだったようだ。
私は森くんのことはあまり覚えていないけれど、森くんが歌や料理等のスキル面だけではなく、当時のSMAPのチームバランスにどれだけ重要だったのかは、過去のエピソードで知っている。
気遣いの人で、喧嘩っ早いけど男気があって、上を立てて下にはちょっと厳しくも可愛がっていた。中居さんにとっては「オアシス」だった森君。
一方、当時の吾郎さんは、喧嘩が嫌いな平和主義者。体育会系のノリが強くやんちゃなSMAPの中では時々浮くような言動をしていたようだった。今でも時々ネタにされる「ジェットコースター事件」*5やら「シャワー姿が失楽園」*6やら。そういうところを責められた時に庇っていたのが同い年の森君だったという。
そんな子供っぽさや変わった話もありつつ、「洗濯機が壊れたと話したら他のメンバーは笑ってるだけだったけど、吾郎だけはうちに持ってきなよ洗ってあげるからと言ってくれた」*7とか気遣いのできる優しさが現れたエピソードも多数残っている。
森君と吾郎さんという違うタイプの中間管理職がコンビを組んで、上と下へ気配りをする。それが6スマ時代の中間管理職だった。
その森くんがSMAPから卒業した後、中間管理職は吾郎さん一人に任されるようになった。
森くんがいなくなった後、吾郎さんの負担は当然増えただろう。
森くんが卒業して、今年で20年になる。吾郎さんはそんな苦労をおくびにも出さず、上と下を支えている。
元々合宿所が一緒で気兼ねなく話せる関係だった中居さんは、近年の吾郎さんの当意即妙な返しに「吾郎には安心してネタをふれる」と太鼓判を押している。
昔から仲が良かった木村さんとは、今でもプライベートも一緒に遊ぶことがあるくらい仲良し。木村さん曰く「俺の話し相手」。
高校が一緒で登下校の時不良に絡まれたら男らしく喧嘩を買って吾郎さんを守っていた剛くんとは、スマスマでの楽屋が20年間ずっと一緒でもう互いに無言でも全く気まずくない関係。
慎吾くんとは昔から互いに「嫌い」とか「ムカつく」とか言い合いながらも、慎吾くんがよく吾郎さんの肩を腕置き場にしている様子がテレビにも映っている。
「シャッフルビストロ」稲垣吾郎回を見た方ならばお分かりだろうか、吾郎さんを弄るときはみんなが笑顔になる。
稲垣吾郎は、中間管理職の役割を全うしている。
②安定のいじられ役
上でも触れたが、稲垣吾郎はSMAPの中で一番のいじられ役である。
それは「稲垣吾郎」というSMAP内というかジャニーズ内でも特異なキャラクターを「変わり者」として忌避するのではなく「面白い」ものとして弄り倒したためだ。
「髪の毛ネタ」「踊れないネタ」「運動音痴ネタ」「女好きネタ」「冗談のような生活ネタ」「過去のおもしろエピソードネタ」。これらはSMAPのトークにおける定番である。最近はコレに「ヒロ君ネタ」まで加わった。
吾郎さんを積極的に弄るのが中居さんと慎吾くん。
昔はスカしたような吾郎さんの様子を「ムカつく!」とか「嫌い!」とか言って、あまりにキツイ言い方にファンから苦言が出るレベルだった。近年はだいぶ落ち着いてきているが、基本的に吾郎さんを積極的にいじり倒すのはこの二人「サタスマコンビ」だ。
一方木村さんと剛さんはそういう吾郎さんいじりにそこまで積極的には加担しない。
それでも木村さんは時々テンションに火がつくとプライベートでの吾郎さんとのエピソードや舞台裏で話した内容をとても楽しそうに語ったりするが、あまりにきつい事を誰かが言った場合は本気でかばう。「森君の断髪式に吾郎さんだけこなかったネタ」*8が披露されたとき「吾郎には吾郎のスタンスがあったからこなかっただけ」と決して吾郎さんが冷淡だったわけではないとかばっていた。
剛さんは本当に吾郎さんを弄ろうとはしない。剛さんもいじられ役であるがゆえの不可侵条約のようなものがあるようで、基本的に「吾郎さん最高だよ!」「すごいね吾郎さん!」「でもいいね吾郎さん!」と吾郎さんのフォローにまわる。そして、そんなフォローを受けていじりのターゲットが剛くんに移る。
これがSMAPのトークの黄金パターンだ。
バラエティを始めて約25年のベテラン芸である。
③優しさ
そんないじられ役を怒らず引受け、更に自分から積極的にネタを振っていく吾郎さんの心の広さには驚嘆するしか無い。
「みんな僕の優しさに甘えすぎ」と笑いながら言ったこともある。
「シャッフルビストロ」稲垣吾郎回を見ながら「吾郎さんのポジションはV6における長野博に近い」とツイートしたら、結構反応があって驚いた。スマオタ的には吾郎さん優しいのってわりと常識なのだが、他担の方には意外なんだろうか?
見た感じが神経質っぽいし、キーッとなることも無くはないけれど、基本的に吾郎さんは優しい人。女性に特に優しいのは確かだが、お笑い芸人の方にとても紳士的に接して感激されたりしている。
長野博の「みんなが楽しければいい」という言葉があるが、吾郎さんも似たようなことを前に言っている。吾郎さんはおもしろいなら何でもやる。体張るよ*9上で挙げた森君の断髪式ネタだって、披露されたときにいたAKBの子とかにものすごい冷たい視線送られてたけど、決して弁解や否定をしなかった。ヒロ君ネタも否定も反論もしない*10。ただトークのネタとして盛り上がるならそれで良いのだろう。
ファンとして時々ちょっと心広すぎない!?反論するところは反論していいんだよ!?とモンペ心を発揮したくなるのだが、そんな方におすすめなのがananで連載されている「稲垣吾郎のシネマナビ」。映画評論の中に時々吾郎さんの本音っぽいものが書かれていることがある。例えば「森くんの断髪式に行かなかった理由」*11とか「恋愛なら女の人が好き」とか。ネタとして面白がってもらえるのでテレビでは決して反論も否定もせず、雑誌連載でさらっと言う吾郎さんのスマートさ。素敵。
④二次元感
吾郎さんみたいな漫画やゲームのキャラって結構居るよね???
最近吾郎さん感を感じたのは「刀剣乱舞」の歌仙兼定。
知ってる方には同意して貰えるとうれしいし、知らない方は是非ググってください。
吾郎さんってとっても二次元感にあふれた三次元アイドルだと思います。
他の方がブログで語ってらっしゃっていたが*12、アルバム『Mr.S』収録の吾郎さんのソロ曲「Dramatic Starlight」。是非聞いてみてほしい。
SMAP/歌詞:Dramatic Starlight/うたまっぷ歌詞無料検索
作詞・作曲はTKさん。以前SMAPに「掌の世界」という曲を提供してくださっているが、今回もとてもすばらしい曲を提供してくださって感謝するしかない。
聞いた感想は「二次元アイドルかな?」でした。こんなんうたプリで一ノ瀬トキヤ*13が歌ってても違和感ないし、転調したらアイマスの女子アイドルとかが歌ってもいいんじゃないだろうか。
三宅健さんソロ「悲しいほどにア・イ・ド・ル”~ガラスの靴~」*14とか、アイドルがアイドルとしての自分を歌う歌ってわりとあるけれど、これもそんな一曲じゃないかなぁと思う。
ちょっと話がずれたが、とにかく稲垣吾郎は二次元度が高いアイドルだ。
乙女ゲーに出てそう。
⑤不老っぷり
上記の長野博、三宅健が「奇跡のおじさん(おばさん)」と呼ばれているのを皆さんはご存知だろうか。
これは43歳の長野博と36歳の三宅健の不老っぷりを評した言葉である。
先日発売された演劇雑誌での滝沢秀明と三宅健の対談で、33歳の滝沢秀明も「奇跡のおじさん」認定を受けていた。
全員美肌と若さをキープしているすばらしい逸材であるが、うちの稲垣吾郎も負けてないぞ!と声を大にして主張したい。
正直、42歳の今の吾郎さんは30代の頃よりずっと若くてすてきだと思っている。
吾郎さんの今の若々しさは、日々の生活習慣とたゆまぬ努力のたまものだ。
運動音痴のイメージが強い吾郎さんだが、趣味はジョギングで持久力には定評がある。27時間テレビのノンストップライブでもそつなく笑顔で歌い踊り続けていた。
そしてきちんと日焼けにも注意していて、ライブで屋外会場の時は日傘をさしてリハをする。あまりにやりづらそうなので見かねた木村拓哉に傘を持ってもらって、リハをする。
特典映像でリハの様子を撮影するときも「まだメイクしてないから(アップで写さないで)」というくらい自分のビジュアルに気を配っている。
⑥役者・稲垣吾郎
役者稲垣吾郎の初仕事は1989年、NHK朝の連続ドラマ「青春家族」への出演だ。当時15歳、SMAPは結成されて間もないころ、メンバー全員が受けたオーディションで合格し、レギュラー出演した。翌年には「さらば愛しのやくざ」で映画デビュー。
それからは月9「二十歳の約束」でSMAPメンバー初の月9主演などデビュー前やデビュー直後から役者としての仕事を多くこなしていた。
1996年に舞台「夜曲」で初主演して以降、翌1997年には「広島に原爆を落とす日」*15、1998年に再演。以降コンスタントに舞台仕事を続けている。
若い頃の作品はドラマ「ソムリエ」、ドラマ「陰陽師」など、わりと浮世離れした美青年役が多かった印象がある。
ただ映画「笑の大学」、ドラマ「佐々木夫妻の仁義なき戦い」などコメディチックな役も多く演じているし、「金田一耕助シリーズ」でも歴代錚々たる俳優が演じてきためい探偵金田一耕助を見事に演じていたと思う。
近年は2010年「十三人の刺客」で悪逆非道な大名役を「アイドルがここまでやっていいのか」と思わせるくらいに熱演し、ブルーリボン賞にノミネートされた。それ以降悪役が増えたと本人も言っているが、本当に演技が評価されたのだろうなと思う。でも若いころも「踊る大捜査線」のスペシャルでヤク中のキレた犯人役を熱演し、ドラマファンから絶賛されていたので、美形の悪役俳優としての片鱗はあの頃からあったのかもしれない。ドラマでも脇を固めるバイプレイヤーとして割りとひっきりなしにドラマに出演するのを見るようになった。
私は昨年「No.9不滅の旋律」という吾郎さんの舞台で、ベートーベンを演じる吾郎さんを見ることが出来た。本当に素晴らしい熱演に感動で恥ずかしながら涙した。
今現在、吾郎さんはミュージカル「恋と音楽FINAL」でミュージカルスター役を好演しているという。今回は残念ながら観に行くことは出来ないが、前年の鬼気迫る天才音楽家から華麗なミュージカルスターという役のギャップに驚いてるファンの声をTLで拝見している。
稲垣吾郎という役者は、まだまだ底知れない実力を持っていると思う。
50代、60代と歳を重ねて熟練していく吾郎さんの演技を見ていきたいと思う。
⑦品の良さ
ジャニーズで王子様というと堂本光一・滝沢秀明、あと個人的に長野博も王子様枠に入れると思う。最近だと手越祐也や山田涼介、中島健人あたりも王子様枠のような気がする。
吾郎さんも王子様枠に入れると思うのは私だけではないと信じたい。
前述した方々のように白馬に乗ってお姫様のためにドラゴンを倒してみたいな王子様ではなくて*16、馬車に美女をたくさん侍らせてワイン片手に微笑んでる系王子。
団地っ子で子供の頃は電車の一番前で運転手さんの後ろから窓の外を見るのが好きだったとか、確実に生まれは庶民的なのにどうしてあんなにロイヤルなの稲垣吾郎。
あの気品はどこから来るのか。
現在上演中の「恋と音楽FINAL」を観た方々の感想ツイートを見ていると
「王子様」「王子がいた」「気品ありすぎ」「惚れる」
などなど、舞台の吾郎さんの王子様っぷりに恋した方の感想がたくさん見られる。
レディーファーストで物腰柔らかく微笑む稲垣吾郎なんて観た日にはそりゃあ恋に落ちるに決まってるよね。
吾郎さんは貴重なSMAPの王子様枠。
⑧美しさ
全く衰えない外見の美しさはもう私がわざわざ指摘するまでもないが、最近私は吾郎さんの内面の美しさに惹かれているのだと気づいた。
優しくて、乱暴な言葉を使わず、あまり怒らず、品がある。
若いころはまだまだ尖っているところもあって、キーっとなったり子供っぽいわがままが出ている時もあったと思う。
けれど、不惑の年を超えた今の吾郎さんは、若い頃にあった刺々しさが丸くなり、昔からあった良い所が更に磨かれた気がする。
それはきっと、吾郎さんの経験や仕事やプライベートでの人との出会いなど、たくさんのものを吸収してきたからなんだろう。
吾郎さんは前に雑誌で今の自分が一番好きだとおっしゃっていたが、私も今の大人の魅力いっぱいの吾郎さんが大好きだ。
⑨エンジェルボイス
「吾郎ってうた歌うと天使になるよな」
「エンジェルボイス」
これは未だ吾郎ヲタの間で語り継がれる名言である。
発言者は、安心と安定の木村拓哉である。
吾郎さんの声はとても甘い。
実はわりと低めなのだが、とても柔らかくて聞き心地が良い。
この柔らかい歌声が最大限に活きるのはSMAPのラップ曲。
SMAPのラップ曲はアルバムなどでわりと多くあるのだが、その中でも私は「Keep on」*17を推したい。
他メンバーがかなりガッツリ激しくラップを歌っている中、途中で始まる吾郎さんソロパート。甘くて優しくてここだけラップではなく普通に歌われている。
このギャップ。他4人の激しさと吾郎さんの柔らかさ。
吾郎さんのエンジェルボイスの面目躍如である。
その他、吾郎さんのソロでエンジェルボイスを堪能したいなら、&G「Wonderful Life」*18、「Special Thanks」*19あたりをオススメする。
荒んだ心を癒やしてくれるヒーリングソングに最適です。
⑩はっちゃけた時の爆発力
スマスマで吾郎さんのコントとして皆さん何を思い出すだろうか?
私は「ゴロクミ」「ゴロ純さん」「ハリー・ポッチャリー」「ホストマンブルース」「殿リーマン」を思い出す。
きぐるみ、かつら、白塗り、吾郎さんは基本的になんでもやる。
殿リーマンがきっかけで、とうとう志村けんさんのバカ殿様と共演までしてしまった。
そして、完全にコントスイッチが入った吾郎さんは本当に面白い。
コントも演技の一種だから、役者として本気で奇抜なキャラを演じる吾郎さんのはっちゃけっぷり。
吾郎さんのパブリックイメージから想像もできないようなおもしろメイクのキャラクターをしれっと出してくるからスマスマのコントはやめられない。
最近だと五郎丸さんのパロディは相変わらず吾郎さんのキャラとのギャップがすごくて腹筋が痛くなった。
あ、先日のペットのGちゃん、とっても可愛かったです。続編希望。
とまぁ、長々と語りましたが結局何がいいたいかというと私は稲垣吾郎が大好きだということです。
最後に、約20年前に、メンバーが語った吾郎さんの好きなところと、それから20年後に吾郎さんについてメンバーが語った言葉を書いて筆を置こうと思う。
吾郎さんの魅力もっとひーろがれ!!
吾郎ちゃんの好きな所
かわいい(中居)
透明感(木村)
中性的で不思議なムードがある(森)
人に対して否定しない(剛)
髪の毛短いほうがいいよ!(慎吾)
(『SMAP YEAR BOOK 1993-1994』より引用)
僕みたいな人、木村くんみたいな人っていうのは、他のグループにもいますけど、稲垣さんのような人はいません。これはSMAPの大きな武器だと思います。(中居)
吾郎とはいろんな場面で組みことが多いけど、すごくやりやすい。
こっちもフラットでいられるヤツですね。(木村)
吾郎さんが醸し出す優しい雰囲気が大好き。
楽屋の時間は収録において大事な空間なので、これからも一緒にいい時間を過ごそう!(草彅)
コントってみんなが面白いことをやってもダメなのを、吾郎ちゃんは分かってる。
絶妙なバランス感覚があるなと思う。(香取)
(『SMAP×SMAP COMPLETE BOOK 月刊スマスマ新聞 VOL.3 ~BLUE~』(2012年)より引用)
中居君、木村君と剛と慎吾に挟まれて、昔だったら俺も吾郎ちゃんと同じところにいたんだけど、真ん中にいるって大変だと思う。だけど吾郎ちゃんがいるから、SMAPはSMAPでいられると思うよ。これからも吾郎ちゃんらしくね。
*1:ビストロで吾郎さんが青色なのは元々ビストロでの衣装は赤系と青系の二色しかなく、のちにそれぞれ個別の色の衣装になった時に、吾郎さんに元々あった青系の衣装が割り振られた結果と思われる。
*2:たくさん好きなアイドルはいるが「一番好きなアイドル」という意味ではやはり彼が私の自担なのだと思う。
*3:DVDは映像加工が多く見づらいところも多々ありますが、最高のライブだったことには変わりないです。
*4:逆に、このドラマがスマのパブリックイメージを更に強固なものにしたのかもしれない
*5:遊園地でのロケでジェットコースターに乗ることを固辞する吾郎さんを中居さんが引っ叩いた事件。叩かれてキレた吾郎さんは手鏡を地面に叩きつけ、その破片が木村さんの顔をスレスレだったらしい。約20年後、5人旅inUSJで再現された。
*6:大浴場で6スマで風呂に入った時に、胸までタオルを巻いてシャワーを浴びる吾郎さんの様子が「失楽園のようだった」という木村拓哉氏の証言
*8:オートレーサーの訓練生は頭を坊主にしなければならず、最後にSMAPのメンバーで森君の髪の毛を切った。この時に吾郎さんが参加しなかったことを数年前まで中居さんは「吾郎は遊んでいて森君と最後会わなかった」とネタにしていた。中居さんを擁護するが、多分吾郎さんを非難するつもりはなく、テレビで森君の名前を出すために積極的に話していたと思われる。
*9:絶叫系苦手だけど最近はがんばって乗るようになってます…。
*10:むしろおもしろおかしく取り上げるメディアやバラエティの制作側のスタンスがLGBTへの偏見に満ちていて個人的には不快である
*11:遊んでいたわけではなく、その前に6人だけで食事会をしたときに心の区切りを付けたつもりだったため、その後にまた会うのは違うのではないかと思ったためだと語っている。木村さんの言うとおり、スタンスの違いである。ちなみに、森君は27時間テレビの時に吾郎さんへの手紙でこの断髪式ネタに触れ、「そういうところが吾郎ちゃんらしくてとても好き」と言ってくれた。吾郎さんと森君の関係が今でも変わっていなくてテレビで見ながら号泣した。そしてこれ以降中居正広が森君断髪式ネタをテレビで話すのをわたしは聞いていない。中居さんわかりやすすぎである。
*12:Dramatic Starlightと稲垣吾郎の2次元性 - ぶろぐです とてもわかりやすく語ってらっしゃってます。おすすめです
*13:ゲーム「うたのプリンスさま♪」に登場するアイドル。こちらも知ってる方は同意して貰えるとうれしいし、知らない方は是非ググってください
*14:V6(Ken Miyake)/歌詞:"悲しいほどに ア・イ・ド・ル"〜ガラスの靴〜/うたまっぷ歌詞無料検索
*15:A.B.C.-Zの戸塚祥太さんが昨年主演を務めた舞台。
*16:ただ、堂本光一は馬よりF1カーに乗るだろうし、滝沢秀明は白馬に乗っても王子衣装より武者姿の方がしっくり来るし(というか牙狼の黄金の鎧が似合いそう)、長野博はそもそも巨大馬を内蔵や脳髄まで食うから、それに当てはまらない気もする。
*17:アルバム「super.modern.artistic.performance」収録
*18:剛ドラマ主題歌。&Gは吾郎さんのソロ名義
*19:アルバム「GIFT OF SMAP」収録