DVD「KAT-TUN LIVE 2015 9uarter in TOKYO DOME 」と「KAT-TUN COUNTDOWN LIVE 2013」を観ました
普段SMAP・V6・滝翼のファンをやってる私ですが、事務所のタレントさんはだいたいみんな好きな人間だったりします。
そんな人間の感想ということを念頭に置いた上で読んでもらえると幸いです。
先日、普段Twitterで仲良くさせて頂いているフォロワーさんにKAT-TUNコンに行ってみないかとお誘いを受けました。
元々、KAT-TUNのコンサートはすごいという噂はかねがね聞いていました。
津軽海峡の向こう側でやることが多いため、いつかこっちでやることがあれば…と先送りにしていました。
今思えば、その時の自分を殴ってやりたいです。
現場は一期一会。一度機会を逃したらもう二度と同じ現場はない。
明日どうなるかわからない。今年の初めからそんなことを実感する日々でした。
KAT-TUNコン行こう。絶対目に刻まなきゃダメだ。
そんなことを決意したはいいけれど、こちとらKAT-TUNに関してはズブの素人。
きちんと予習をしなければ、と最近出たシングルを購入したりベストアルバムを予約したりしましたが、やはり一番気になったのはどんなコンサートをやるのかでした。
アマゾンのレビューやフォロワーさんの意見で「9uarterと2013年のカウコン絶対見るべき」と教えられ、早速ポチって届いたのが数週間前。
そんなわけでズブの素人ですが観た感想を書こうと思います。
①「KAT-TUN LIVE 2015 9uarter in TOKYO DOME 」
やべぇ声出さなきゃ殺される。
おっかしいなー私KAT-TUNのコンサートDVD買ったはずなんだけどなんでこんな軍隊の訓練みたいな気分になってんだろサーイエッサー!!!
ハートマン軍曹に訓練されてる気分に陥るコンサートはじめてみた。
特に上田さん。貴方を軍曹殿と呼びたい。鬼軍曹上田竜也。
多分上田さんのトロッコの柵は転落防止ではなく、お客さんへ殴りかかりに行かないための檻みたいなもんなんだろうなって思うくらい軍曹してた。
KAT-TUNに軍服着せて鞭持たせたいなって思った。亀くん眼帯とか付けてそう。
きっと一番怖いのは死んだ目で何の感情も浮かべずに国を焦土に変えそうな中丸さんだと思う。
でもって既にWINK UPがそういう写真撮ってると聞いて、WINK UPを崇めなければならないなと思った。
おふざけはこの辺にして、何よりも驚いたのはステージ演出のセンスの良さ。
かっこいい。超絶かっこいい。
4分割の動くステージ、4つのコーナー、4人のKAT-TUN。
9uarterの名をこれでもかと表した演出でした。
Japanesque、Rock、Digital、Shuffle。
それぞれ全く違うのに、どれも「KAT-TUN」を体現していた。
Japanesqueの亀梨和也の色気、Rockの上田竜也のオラオラ感、Digitalの田口淳之介の二次元感、Shuffleの中丸雄一の端々から伝わる生真面目さ(それとやっぱりヒューマンビートボックス)。
どのコーナーも本当に最高。
和服姿の亀梨和也の圧倒的花魁道中だった。グラサン上田竜也どうみてもイタリアマフィアだったし、ラメ貼りまくりのキラキラ衣装の田口淳之介最高に王子様だった。黒スーツの中丸雄一さんはモノトーンの無声映画から飛び出たように古風で雰囲気があった*1。
というか!どいつもこいつも漫画やアニメの世界から飛び出たような雰囲気出しやがって!!どんだけ二次元だお前ら!!!!!
ふぅ、萌のあまり叫んでしまった。反省。
とにかく、どのステージも作りこみがすごかった。それぞれバラバラの世界観なのに、それが融け合ってて、見てて全然違和感はなかった。
曲もそれぞれコーナーごとにアレンジ変えてて、かつん担の人も新鮮だったんじゃないかなと推測。
この間10ks買って原曲聞いてコレか―!!って驚くという普通の人の逆のことやってました。
金かけまくってんなとも思ったし、かけた金の分以上の仕上がりにしてくるKAT-TUNの技量にただただ感服。これ東京ドームで2日感だけとか…!全国まわって欲しかった…!!もったいない…!!!なんて贅沢!!!!
それとこれはみなさんさんざん指摘してることだと思うけど、KAT-TUNコンほんと特殊効果がものすごい効果的に使われてる。
9uarterだと特に火ですかね。コレ絶対現場入ったら熱風やばいやつや。
こいつらやっぱり観客ごとドームを焦土に変えようとしてんじゃなかろうか。
実際入った人が口々に「現場だともっと音やばかった。オイルのにおいした」と行ってるのを聞いて、やはりKAT-TUNコンは戦場なのでは?と思った。
照明演出に関しても眼を見張るものがあります。
V6のフォエバコンとかキンキコンもものすごいかっこいいと思うんですけど、KAT-TUNコンもほんとすごかった。PHOENIXの照明やばい。
でもやっぱり9uarterコンはRAYがやばい!!
おすすめしてくれたフォロワーさんから9uarterのRAYやばいと言われていて身構えてみたけど想像以上で放心した。
なんだこの特効無双!?ステージ煙で偉いことになってる!!
ドームで革命するんじゃあないよ!!!まだ革命の前夜じゃないの!!??
ほんと!ほんとうに!なんでこれBlu-rayじゃないの!?Blu-ray画質だったらもっとすごいよ!?V6でこの間実感したばっかりだよ!!??滝翼も今度出るよ????スマコンキンキコンはBlu-rayじゃなきゃもう見られない体質だよ私…!?
あ、あとほんとリアルに硝煙の香りがする物騒なコンサートだなぁって思いましたけど、SMAPの「Mr.S」コンと「BIRDMAN」コンも夜の街で銃撃したりメンバーが拉致られて救出のためにカチコミかけたりあまつさえメンバー射殺されたり十分物騒でマフィアなんで全然怖くなかった*2。
むしろ実家に帰ったような安心感。
好き。かつんこんすっごい好き。
あとほんとこれ心から思ったんですけど。
パフォーマンスとMCの落差激しすぎワロタ。
なんだお前らボケたがりか?
最高にオラついてかっこいい舞台見せてくれた後にこのおもしろすぎるMC。
ああ、間違いなくこの子たちキンキ直属でSMAPの後輩だ。
中丸さん一生懸命話の方向作ろうとしてんのに周りに流されてくの面白すぎた。
なんか小耳に挟んだんですけど、KAT-TUNのMCが長いのはキンキのバックにいたからで、キンキのMCが長いのはSMAPのバックにいたからだってKAT-TUNとキンキが話してたらしいじゃないですか。
その辺りはほんとなんかごめんなさい。
SMAPおじさん1時間以上喋っちゃうこともあるから…ほんとごめんなさい…。最近ちょっと短くなってきて逆に不満感じてる自分もいるよ…。MC長い系ジャニーズ最高…。
そして!そしてもう最後…!!!
た ぐ ち く ん ! ! !
これ今見たらほんと…たぐちくんたぐちくんたぐちくんだいすきってなるやつ…。
ぜひ見て…他担の方こそこれ見て…。
最高9uarterコン…。
②「KAT-TUN COUNTDOWN LIVE 2013」
何かとアニバーサリーイヤーに色々起きるグループを応援しているのだが、私は彼らの起きた出来事を「なかったことにしない」という姿勢を貫いてくれているところが最高にかっこいいと思っている
だから、冒頭のKAT-TUNの4人の言葉にとても好感を持った。
でも私、アイドルの謝罪姿はトラウマなんで、もうこの部分はあんまり観たくないかな…。
さて、本編の方ですが自分たちの過去を振り返るセットリストはまさにKAT-TUNの歩んだ道。
デビュー前の映像のあどけなさや、デビュー後のギラギラっぷり、どの時代も最高にかっこいいライブ映像。全部がKAT-TUNの歴史なんだって思った。
素人の私にとってKAT-TUNの歴史を知るのにとても参考になった。
というか、かつんコンサートでBEST FRIEND歌ってたんかい!?
原曲アレンジで出だしイントロだけでわかったわ!スマヲタだからな!!
そしてやっぱり!このコンサート特効すごすぎる!!!
9uarterコンもすごかったんですけど、個人的にはコッチのほうが好き!
火と水、相反する2つがKAT-TUNの魅力を最大限に引きだしている。
というか何なのこの最高にセンスのいい水演出…。
9uarterコンの時点でかっこ良くて震えるくらい好きだったのに、本当にそれを超えてきた。放心状態。
もうこれは言語化するの難しい。みんなDVD買って。買ってみて!!
炎と水、翼。まさに不死鳥。
何があっても蘇る。再生する。
そんな強い意志とメッセージがこめられたステージでした。
なんでこれBlu-rayじゃないの!?Blu-ray化はよ!!!
もう!階段を降りるKAT-TUNの覇王感!!
歩くだけで圧倒的帝王オーラを出すアイドルが大好きです。
そしてもう、衣装が本当にかっこ良すぎ。
二次元だ。こいつらやっぱり二次元アイドルだ。
あとこれだけはツッコませて。
亀梨和也のティアドロップサングラスが完全に木村拓哉です本当にありがとうございました。
たっくんと仲良くしてくれてありがとう亀くん。
それと、中丸さんの最後の言葉、とっても胸にしみた。
逃げずに向き合うのは大変だけど、それをやることでもっとつよくなれるんだと思うよ。
今回10ks買ったりして色々聞いて、私KAT-TUNだと「Keep the faith」がかなり好きで。
オラついたRockバリバリな感じも好きだけど、やっぱりタイトルが。
いろんな訳し方あるけど、「信念貫け」なんて、なんてKAT-TUNらしい曲名。
何度地に墜ちても、復活して前よりもさらに高い空を羽ばたく不死鳥がKAT-TUNなんだと思う。
最後になりましたが、Mステみました。
ちょうどNEWSコンで遠征中だったので生では見れなかったのですが、家に帰ってきて速攻で録画してたやつを再生しました。
最初曲選を聞いた時は、なんで3人の曲をやるんだろうか、4人で最後まで歌って欲しいと思いました。
でも、実際のパフォーマンスを見て、考えを改めました。
昔光GENJIがMステラストのステージで完璧な卒業ステージをやってたのを思い出した。
この曲選、演出、全てが田口くんと3人の門出のためのものだった。
スガシカオさんの新曲が、本当に胸を締め付けるようだった。
スタッフ、ファン、周りの皆が、そしてメンバーがこの舞台を作り上げたんだと思う。
そして、最後の最後までアイドルグループKAT-TUNの「田口淳之介」のままだった彼に最高の賛辞を贈りたい。
彼が自分のイメージを守り通してくれたから、多分これからも、私が彼を思い出すときは、いつも笑顔で飄々とした「田口くん」だ。
本当にありがとう、最高にアイドルしてたね。
あと、吾郎さんとメル友になってくれてありがとう。
もうあとすこしで日付が変わる。
私は人に「頑張ってね」というのがあんまり得意ではないので、頑張ってとは言わないでおきます。
「今までがんばったね、これからのあなたの幸せをお祈りしています」。
まだ北海道は桜は咲かないけれど、桜の季節に卒業する彼に最大限の感謝を込めて。