2016年12月31日までに、私たちに何ができるだろうか
「今思えば」ということが今回の件を受けていろいろ思い当たっている。
2004年、SMAPは「世界に一つだけの花」に続く曲として「ススメ!GOLD盤」*1をリリースする予定だったが、急遽発売中止になった。
通販サイトにもビクターのサイトにも情報が出ていたのに、中止になった*2。
その年は新曲を発売できなかったことを理由に紅白出場を辞退した。
この年はライブもなかった。
その翌年にSMAPの映像管理会社「ジェイ・ドリーム」が設立されている。
これ以降、テレビ番組で森くんの映像の解禁が進んで行った。
2007年、SMAPのコンサートが行われるという情報が流れたが、中止になった。
この年からSMAPのコンサートは2年に1回になった。
箱が限られている中で、複数グループが大規模なドームツアーを行うためには、どこかの回数を減らさなければならなかったのではないだろうか。
2008年のコンサートもメンバーがひたすらに頼み込んでようやく実現したものだった。そのため日程は平日中心で会場数も最小だった。
2010年のコンサートでは、中国での公演が予定されていた。
これは、日本国内では箱が限られていることを考慮したものだったのかもしれない。
しかし日中関係の悪化を受けて中止になった。
どれも「今思えば」という憶測でしかない。
それでも、思うのだ。
SMAPほどのグループを終わらせられるのに、半年や1年なんて短い期間で物事が動くわけがない。
もともとあった火種が大きくなっていって、「何か」をきっかけに燃え上がったのだ。
記事読んだあとに、はてなブックマークコメントも読んでくださいね。
必読です。
1月の騒動の時に上がったこちらの記事、とてもおもしろく拝見していた。
ここで出てきた「社内ベンチャー」という表現がとても興味深かった。
「社内ベンチャー」が失敗する理由としていろんな要因があるらしいが、「通常路線部署」と「社内ベンチャー」の顧客が被り、互いを喰い合うというのも理由になりうるらしい。
つまり他企業同士の顧客争奪闘争が同じ企業内で発生した場合だ。
そうなった場合、当然潰れるのは「社内ベンチャー側」だ。
現状、男性アイドル市場においてジャニーズ事務所は最大手。
他企業所属の「被っている」存在に対してジャニーズ事務所が何をしてきたか、何度も語られてきたことだ。
そのやり方を同じ会社のアイドルに対して行った場合、どうなるか。
それを、ジャニーズ事務所はわかりやすく私たちに示してくれたんじゃないだろうか。
私は忘れない。
件の文春インタビューで、「共演させてもらえない」とミッチーが言っていたことを。
それについて「だって(SMAPは)踊れないじゃない?」とメリーさんが答えたことを。
「踊れないタレントは飯島のところには預けない」とも言ったことを。
裏で何が起きていたのか、ファンである私にはわからない。
インタビューのコメントだって真偽はわからない。
けれども、どう考えても、何かよくないことが起きていたのは明白ではないだろうか*3。
2012年のコンサートオーラスでの木村拓哉の言葉。
2013年のスマスマ5人旅、「100人相手でもSMAP守れる」と泣きながら言った中居正広。
コンサートでも何度も繰り返し描かれた「SMAPの死と再生」。
2015年の紅白、5人でぎゅっと固まって、感極まった表情で歌ったSMAP。
2016年のCDTVライブ、わざわざ「STAY」と「ポプスマダンス」を持ってきた意味。
「今思えば」何かが起きていたのではと推察してしまう。
それでも、それでもSMAPは笑顔で、ファンの前では明るく振舞っていた。
知らなくてもいい現実は見せなかった。
妙な勘ぐりや憶測は、1月までさせなかった。
「事務所は一丸になってSMAPをサポートしてきた」
「メンバーの間で意見のやり取りを続けてきたが合意に至らなかった」
「メンバーの意見を尊重して休止ではなく解散という道を選んだ」
それじゃあ、どうしてこのお盆休みの時期に発表したのか。
SMAPの所属レーベルであるビクターがお休み中なのに。
メンバーの1人が海外に行っている間に発表したのか。
そのメンバーは、9日にハワイで目撃されているけれど、どうやって10日の話し合いに参加したのか。
メンバーの1人も携わっている、オリンピック期間の土曜の深夜に発表したのか。
続けたいと言っていたメンバーの意思はどうなるのか。
今までどんな不祥事に対しても会見で自分たちの言葉を伝えてきたSMAPが、どうして自分たちの進退について直接ファンに喋りかけられないのか。
こんな戦犯探ししか起きないような書き方をしたら、今後のメンバーの個人活動にどんな影響が出るかわかってるはずじゃないか。
悔しい。
悔しいしか言葉がない。
SMAPが、こんな終わり方しか許されなかったことが、悔しい。
紙切れ一枚で、「解散します」の一言で、終わらせられることが悔しい。
最高にかっこいい男たちが、こんな終わらせ方しかさせてもらえないなんて。
◆お願い
1月の騒動の時、この記事を投稿したところ「本当のファン」という言葉をもらってから、「本当のファンってなんだろう」ってずっと考えてきた。
粛々と解散を見守るのが本当のファンなのか。
阿鼻叫喚で悪あがきして諦めないのが本当のファンなのか。
どこまでがSMAPの意志なのか。そんなものが本当に存在するのか。
事務所のおかしいところについての疑問を拡散するのは悪いことなのか。
今回示されたタイムリミットの12月31日。
それまでに、私達ファンはSMAPに何ができるのだろうか。
その間、SMAPはいったいどうなるのだろうか。
SMAPがどうなろうと、ファンはただ見守ることしかできないのだろうか。
SMAPは年末の音楽番組に出演させてもらえるんだろうか。
今年ジャニーズカウントダウンライブやるんだろうか。
SMAPの終わりへ向けてのカウントダウンを、東京ドームでやるんだろうか。
他グループとSMAPでは置かれている立場が全く違うので、SMAPのようなことが他グループに振りかかるとは思わない。
「うちの推しグループは事務所独立なんてバカな真似するような奴らじゃないから問題ない」
「SMAPと違ってうちの推しグループは仲が良いから絶対に解散しない」
そう思うならしょうがない。
阿鼻叫喚のスマヲタをせせら笑うならそうすればいい。
「本人たちが解散を決断したのだから仕方ない。ファンならば粛々と受け入れるべき」
そういう意見もあるだろう。
もしも、今のSMAPの置かれた立場に少しでも同情してくれる他G担の方がいるならば。
このブログを読んでくれている他G担の方がいるならば。
「世界に一つだけの花」を、オリコン加盟店で購入していただけませんでしょうか。
このまま年末の音楽番組に出れるかもわからない、解散コンサートすらできないSMAPに、何か私達ができるとするならば、これしか方法はない。
トリプルミリオンまで残り28万枚。
12月31日までの4ヶ月半で、達成できるかは難しいところだと思う。
でも、何もやらないままで、SMAPがいなくなるのを指を加えて見守るだけなんて絶対に嫌だ。
「SMAP25周年に300万の花束を」。
これを目標にスマヲタは1月から購買運動を続けてきた。
悪あがきと馬鹿にされようが、SMAPに前人未到の大記録をプレゼントしたい。
これは「一丸になってサポートしてきた」事務所にはできないことだ。
ファンじゃなきゃできないことだ。
9月9日にファンだけでファンミーティングを開くなんて動きだって起きている。
これが「本当のファン」の行動なのかは私にはわからないけれど。
悪あがきさせてください。
最後の最後まで「華麗なる逆襲」を期待することを許して下さい。
私達の愛はまだ止まっていない。