てっぺんのそこ

アラサージャニオタが気ままにジャニーズについて語るブログ。

今年も怒涛の年になりそうだ

 

 

年末見れなかった8時だJをやっと見ました。

当時出演してたJr.と今この特番に出演してるメンバーの数があまりに違っていて、ジャニーズでデビューすること、デビュー後も事務所に所属し続けること、難しいことなんだなとひしひしと感じます。

この場所に渋谷さんや今井さん*1がいないのがすごい事実として重かったです。

 

今日発表のニュースを見た後なので、どうしても嵐の皆さんにも目が行ってしまいました。

大野さんがメンバーに自分の思いを話したのが2017年の6月とのことでその時は事務所を退社することまで考えていたのを、メンバーや事務所との話し合いの中でグループの活動休止と大野さんの芸能活動休止というところに着地させた、と。

まずはファンクラブ会員に対する報告、その後マスコミに情報解禁。20時から記者会見。事務所の公式サイトでの報道発表*2

今後のスケジュールは20周年の活動やその他の活動をこなし、2020年の年末*3に活動休止。

 

この記事書いてる今、会見の映像がニュースで流れてますけど、「すごい嵐らしい会見」ですね。

いつも通りのラフな恰好で和気あいあいと語ってるのがパブリックイメージの嵐のまんまで、ほんとにこれ活動休止報告の会見か?って思うくらい和やか。

そして「喧嘩はない」「不仲ではない」「解散は考えていない」と今後の報道のされ方を見通してきっぱりと自分たちの言葉で明言している。

櫻井さんと二宮さんがわりと意図的に(ちょっとやんちゃ気質っぽい攻撃性滲ませたりいつものひょうひょうとしてキャラを保ちつつ)牽制してて、相葉さんと松本さんがやんわりと否定してました。

 

この決断が本当に正しいのか、ファンがどう受け止めるかという問題は別としてこの対応、危機管理体制として完璧ですよね。

滝翼の事後報告解散や、もっと言えばSMAPの一連の流れとは全然違うと思います*4

 

私から見れば、きれいな落としどころを見つけるためにメンバーで話し合い、そのために全力サポートをしてもらえている嵐はとても恵まれた幸せな環境にいるグループなんだなとうらやましく思います。

まずね、すごいなって思ったのが、嵐さんは記者会見で事務所の一室使わせてもらえるんだってところでした。SMAPいつもやらかしたときはビクターさんの部屋借りて会見してた…事務所ってこんな広い部屋あるんですね。マスコミいっぱい入ってる…。

 

 

Twitterで「この対応見ればわかるけど事務所は本人の意向にきちんと対応するからホワイト企業。ブラックって騒いでる一部の奴らこれでわかったでしょ?」って言ってる方を見かけたのですが、人は自分の認識したいようにしか物事を認識できない生き物ですから、このツイ主の方の世界ではそうなのだと思います。もしくはそうであってほしいと考えてらっしゃるのでしょう。

事務所が全タレントに対して依怙贔屓も差別も区別もせずに平等かつ公平に対処する会社ならば、そう言い切れるでしょうけど、あの事務所はグループによって対応の仕方が違う部分が多々見受けられると思いますので、ツイ主さんと私はちょっと見てる世界が違うかなと思います。私は1つのグループだけ推してるわけではないので、余計に。

っていうかなんで滝翼は事後報告だったんだ。事前報告もなく、2年間の猶予期間もなく、活動休止1年後に「実は解散してました」ってなんだ。おかしいだろ。

 

今回の件でさんざん比較で出されているのでちょっとだけ言いますけれど、SMAPの解散は「メンバーの不仲」で起きたものではありません。メンバー間の軋轢はなかったと、解散後の雑誌インタビューで稲垣吾郎が明言しています。そして、メンバーと話し合って決めた結論なのだ、とも。

「どうしてそれを騒動の最中に言うことができなかったのか」と今でも悲しく思います。反論する機会があれば、今のように勘違いされたままにはならなかったでしょうに。

SMAPの解散は、例えるなら人気連載を抱える漫画家集団とデビューからずっと一緒にやってきた編集者が出版社内の政治抗争で負けて退社することになったことから端を発しています。

そして彼らは前の編集者と一緒にネームを切ったところまでで連載を終わらせることを選択したのだと思います。違う編集さんが入ったら、その作品ずいぶんと変わっちゃいますからね。

今では集団内の一部が前編集が立ち上げた新しい会社で漫画書いてますね。雑誌連載じゃなくてウェブ連載&電子書籍で。

そして「どうして編集辞めさせたんだ」「一連の経過が彼ららしくない」「連載続けてほしい」という怒りや疑問や訴えに対して「会社に逆らったんだからそっちが悪い」「もう潮時だったんだよ。連載から解放させてやれよ」「漫画家辞めたがってるんだからやめさせてやれよファンの奴隷じゃねぇんだろ」とかファンじゃない外部から言われるのが非常に苦痛でした。

それと「あそこは連載終わってるけどうちは問題なく長期連載続いてる!すごい!!最高!!」ってマウンティングしてくる他の「作品」のファンの方もすごい嫌いです。今でも嫌いです。今日もたくさん見かけましたけど、大嫌いです。

すでにそういうこと言ってしまった人は丑三つ時に五寸釘&藁人形で呪われても文句言わないでください。

まだ言ってない人は明日嵐ファンに対して絶対にそんな口を効かないでください。何も言うな。見守っててあげてください。

 

愚痴っぽくなっちゃいましたが、今回の一連の流れが私にはとても彼ららしく見えて、まぶしかった。つくづく嵐は光属性のグループだと思います。

私は基本的に闇属性のヒールタイプのグループにばかり惹かれてしまうのであまり彼らを追ってはいなかったのですが、ああいう会見をあの雰囲気でやれる素質、すごいですね。

ファンの皆さんが今回の件をどう受け止めるのかはわかりませんが、2020年末まで嵐の皆さんは嵐として全力でファンに向き合っていくのでしょう。それに対して非常に多くの人数がいるファンの皆さんはどうレスポンスするのでしょうか。そこにきれいな景色が広がっていればよいと思います。

 

冒頭で言いましたが、数多く所属するJr.もデビューできるのはほんの一握り、長くグループを続けられるのはさらに少ない。だからこそ滝沢秀明は芸能活動を引退してからもJr.の処遇について改善を図るため、自分の会社を立ち上げて本格的な育成を始めました。CDデビューできないグループも何らかの方法で世に出していく道を模索しています。ただ、ファンの身からすればJr.で一番怖いのは急なグループ改編や突然の退社だと思うので、事務所の発展だけでなくJr.自身やファンのケアもやっていく必要はあると思います。その辺今までノータッチだったようですので、やれることはたくさんあるでしょう。

そして、年長者たちはどうなるのでしょう?

「アラフォーでもアイドル」を実現したSMAPが事務所のごたごたに巻き込まれて解散し、グループ運営を担う人物が1人いなくなりました。全デビュー組をジュリーさん1人で面倒見るのは難しいと思います。

そうなると、必要なのはグループ運営を担う人物の増員(滝沢秀明が補充されてますがデビュー組にはどうかかわるんでしょうね?)、あるいはプロデュースグループの選択と集中でしょうか。

SMAPと滝翼が解散し、TOKIOは音楽活動を休止中、今回嵐も活動休止になりました。

ほかのグループにもアラフォー、あるいはアラサーのメンバーがいます。デビュー直後は推されていても、その後次のグループが出れば事務所の推し方もどうしても違いが出てきます。もし「選択と集中」がされたとして、その結果選択されなかったグループやそのファンはどうなってしまうのか。それが非常に怖くてなりません。

どうか年長者たちもそのファンも幸せになれるような対応を事務所がしていくことを願います。V6もアラフォーかつ4人が既婚者となりましたがどうなるんでしょうね。

事務所出て新しい地図みたいに自由にのびのびとやるという道もあるんでしょうが、それにしたって地上波番組にはほとんど出られませんからね…*5

 

 

最後に1つ気になった記事を張っておきます。

mainichi.jp

 

普通会見するとき手土産なんて配るもんなんですかね…?

「今日は急な会見にお越しいただきありがとうございます。嵐は活動休止しますが今後ともよろしくお願いします。これはほんの気持ちですがどうぞ」ってことなんです?

さすが嵐はお金もちだなぁ……。圧倒的光属性……。

 

 

 

 

*1:番組最後に特別ゲストとして来てくれましたが

*2:

弊社所属アーティスト「嵐」に関するご報告 | ジャニーズ事務所 | Johnny & Associates

*3:たぶん最後の仕事は紅白とカウコンでしょうね

*4:あと最近だとLove-Tuneの退社もかな…?

*5:金曜日の「スマ」たちへが番組タイトル変更して、ぷっ「すま」とおじゃ「MAP」が終わって、ゴロウ・デラックスが続いてるのってわりと不気味。