無題
※この記事はベストアーティスト2015の感想です。
同番組内のKAT-TUNの田口さんの突然の発表についても後半で触れています。
◆感想
【V6】
がんばってた。
V6超がんばってた。
あの会場の雰囲気でいつもどおりのクオリティの高さを披露してくれた。
「Wait for you」の大人の魅力満載のかっこよさ。本当にたまりません。
ベテランの貫禄を見せつけてくれていた。最高だった。
そしてまさかの「Be Yourself!」。
会場と同時に私も叫んだ。
私、「TAKE ME HIGHER」を別格とすれば、ユーロビート曲の中だとこれが一番好きなんです。
振り付けが変えられていて、昔のようにアクロバットしまくる曲ではなくなっていましたが、この振付がまたかっこいい!大人っぽい!!
そして曲ラストにマイク置いた瞬間のTLの動揺っぷりといったらなかった。
私も動揺してた。ものすごい動揺した。
やりやがった…当然のようにさらっとバック転しやがったよあのアラフォーアイドル…
— 神代 (@SRJ_Spirits) 2015, 11月 24
10周年アニバコンMUSIC FOR THE PEOPLEでのバク転
20周年ベストアーティストBe Yourself!でのバク転
どちらも本当に素晴らしい。素晴らしいよV6。ありがとう。
ほんとこれ見た時はテンション上がった。本当にありがとう。
会場盛り上げてくれてありがとう。
長野博背中見えた!!!!背中見えた!!!!!
アラフォーでも全員バク転できるV6!やっぱりすごい!!
LOVEメドレーが愛なんだだと知った時はテンション下がったけど、結局皆の楽しそうな顔で癒やされるんだよね*1。
【タッキー&翼】
リアルタイムでは見れませんでした(号泣)。
V6は見れたけど、NEWSと滝翼は見逃した。辛い。
録画見なおしてにこにこした。
TLが超盛り上がっていたので期待してましたが、二人共ビジュアル良い。
翼さん髪型超かわいい。滝沢さん黒髪最高。
衣装もいいですね!最高ですね!!
山手線内回り~愛の迷路~。やっぱり面白い曲だ。最高。
いっそもう外回り→内回りメドレーやりましょう?
駅名言い合うところはなかったのが残念です。思いっきり替え歌してくれても良かったのに。
去年のことを考えると、二人でこの舞台に立って曲を歌っているという事実が本当に尊いと思います。*2
滝沢さん超楽しそうでほんとこっちも楽しい。
翼さんもにこにこご機嫌でほんとこっちも嬉しい。
LOVEメドレーは、愛はタカラモノ!!最高!!!
滝翼ならではの会場の皆と盛り上がれる踊れる曲!
そして二人で楽しそうに歌う滝翼の二人!!
正直滝翼に関しては、ラブソングと言われてどれ入れればいいかものすごい悩んで悩んで。迷走しまくりました。
何のエピソードもないけど滝翼のHeartfulvoiceに一票入れたいぞコンチクショー
— 神代 (@SRJ_Spirits) 2015, 11月 7
@SRJ_Spirits LOVEエピソードに「中居先輩がこの曲を二人の曲だと言い張って番組中で最後に二人で見つめ合って歌えという無茶振りをしたら、ちゃんと見つめ合って歌うというミッションクリアした挙句最後に手を繋いで中居正広を悶えさせた」とか局が違うから怒らますかね(錯乱)
— 神代 (@SRJ_Spirits) 2015, 11月 7
もうHeartfulVOICEに投票した後だからアレだけど、愛してるぜT&Tはラブソングに入りますか?
— 神代 (@SRJ_Spirits) 2015, 11月 7
迷走してますね。というか混乱してますね。
ちなみにエピソードは当然のごとく捏造しました。
愛はタカラモノでよかった。いや愛してるぜT&Tだったらそれはそれで面白かったかもしれないけど。でも冬だしHeartfulVoiceも良かったと思うんですわ。
あー…でもやっぱあのタイミングだったら愛はタカラモノのほうが明るくなれていいですね。
LOVEメドレーは愛のかたまり。安心と安定の愛のかたまり。何度聞いても震える。
個人的には恋涙派なんですが、この曲が最高であることに異論を挟む余地はありません。
Kinki Kidsには哀愁と情念に満ちたラブソングが似合う。
というか、つよしさんの作詞する女性目線の歌がとても好きです。
光一さんが作ったメロディもとても綺麗で好きです。
二人の合作曲、ホント好き。
そして、新曲「夢を見れば傷つくこともある」。
うーん…正直詩に関しては対して何も感じないんですけど、メロディはとてもいいですよね。キンキの世界観とあの作詞の方はなんかちょっと違う感じがします。
松本隆さんとかと比べれば軽く感じるのは当たり前なんでしょうけどね。
Kinki Kidsは応援歌でもやっぱり哀愁に満ちている。
明るい曲もあるんですけど、やっぱりキンキはこの脆そうだけど力強く輝く感じが魅力だと思います。
Kinki Kidsは語ろうとするとすごいポエミーになってしまう…。
※ここから田口さんについて触れています。長い上に暗いですので嫌だと思ったらブラウザバックお願いします。
◆終わらないことを目指すということ。
ベストアーティストの放送中、KAT-TUNの田口さんがグループの脱退と事務所退社を発表した。
ベストアーティストの感想記事を書こうと思ったが、どうしてもこの話題に触れざるを得ない。本当はもっと楽しく好きなグループのことについて語りたかったが、触れざるを得ない。
私はKAT-TUN担ではない。
最近タメ旅を見始め、4人の無茶な挑戦を応援していた程度だ。
少年倶楽部プレミアムを時々見て、ゲストを迎える4人を楽しく見ていた程度だ。
V6をゲストに昔の話に花を咲かせる様子、カミセンゲストの時に卓球で盛り上がる様子。
とても楽しく見ていた。
だからこそ、テレビから真剣な表情で語りかける田口さんの言葉が信じられなかった。
あんなに楽しそうだったじゃないか。あんなに仲良さそうだったじゃないか。
このベストアーティストを見る前、タメ旅の放送を私は見ていた。
番組の締めを任された亀梨さんの謎の言葉に沈黙が流れる中、口火を着るようにその謎の言葉に乗っかって亀梨さんの後に続いた田口さんを見た。
その様子に「ああこの人ちゃんと拾ってあげてるえらいな。田口さん優しいな」と思った。
ぶっちゃけ私はKAT-TUNなら田口くんが好きだと思っていた。タメ旅でも少プレでも田口さんをメインに見ていた。少プレの中丸さんとの京都旅行があまりに素晴らしくて未だにあの回は保存している。永久保存版だ。
担当でもないくせに長々と書いて申し訳ない。
あの発表を見た後、そのことに触れているブログをたくさん見た。
自分でも自分の気持ちに整理を付けたかったからだ。
いろんな感想の中で「デビュー前ならともかく、デビューすればあとはもう大丈夫だと思っていた」という言葉をよく見かけた。
こちらのブログで「SMAPは少女漫画の世界の存在(=少女が少女を卒業するまでの存在)だった男のアイドルを変質させ、SMAP以降のジャニーズは「少年漫画の世界を生きている」=「いつまでも続いていく存在」を生きていると評され、私は何度も何度も同意した*3。
SMAP以前にも少年隊という解散しない・卒業しないグループはいる。それでもこういう時にSMAPの名前がまず挙げられるのは、SMAPが5人の冠番組を持ち5人揃った姿を集に1回お茶の間に見せてくれていることが大きいだろう。全員アラフォーのおじさんであるにもかかわらず、今なおグループで曲を発表しいる。
今年20周年を迎えたV6は、雑誌等で「少年隊やSMAPがいたおかげで、20年アイドルを続けられた」と語っている。
SMAPもTOKIOもV6も、自分たちより先にデビューした先輩グループの解散を見ている。特に、彼らにとって直の先輩である光GENJIの解散は本当に大きな出来事だっただろう。光GENJIの解散コンサートを観に行ったとこの3グループのメンバーが語っているのを時々見かける。
私は光GENJIの直撃世代ではないので彼らのことはあまり知らないが、過去映像を見たことはある。
小学生の頃、ミュージックステーションで歴代ジャニーズグループ過去映像蔵出しの映像を見た。ローラースケートを履いて颯爽とデビューした光GENJI。そして、最後のステージで歌い終わった後、ローラースケートをステージに置くという演出。曲名は「Graduation」*4。完璧すぎるアイドルからの卒業ステージだと子供ながらに思った。
中居正広はバラエティ番組を「ドラマや映画は撮影終了を目指すけれど、バラエティは終わらないことを目指す。これはとても残酷だ」と語ったことがある。
SMAPはアイドルとしてバラエティの世界に飛び込み、バラエティを武器にして戦い始めた。
それは、少女の王子様、一時的な仮の恋愛対象だった男アイドルを、ずっと見守っていく存在に変質させた。
バラエティと同じく、男のアイドルは「終わらないこと」を目指して走り続けなければならなくなった。
ベストアーティストのKAT-TUNのDead or Aliveを、私は未だに見返せていない。
私の中でKAT-TUNは非常にクオリティの高いステージを見せてくれるグループという認識だった。
そんなKAT-TUNの重苦しい表情。明らかにいつものクオリティとは違うパフォーマンス。
泣き出しそうな表情の3人。重い。重すぎる。
KISS KISS KISS好きな曲なのに、辛い。
一人笑顔の彼が、辛い。
何故このタイミングで発表させた。
なぜファンに一番最初に知らせなかった。
どうして、こんなやりかたで発表させた。
KAT-TUNが何をした。どうしてこの子達は1度でも辛いことを3回も経験しなければならないんだ。
正直胸のモヤモヤとムカムカは収まらない。
整理しようとしても無理だった。
ただ一つ思うのは、「終わらないこと」を目指すって、本当に残酷だってこと。